みやざきワイン
短歌大賞2020
作品募集

あまり知られていまんせんが宮崎県は九州最大のワインの産地です。
豊かな自然と温暖な気候が育んだおいしい『みやざきワイン』。
『みやざきワイン短歌大賞』は、九州一の”みやざきワイン”を盛り上げていただくために、
「みやざきワイン」を題材とした短歌を募集します。

テーマ

みやざきワイン
みやざきワインの言葉が入っていなくても、みやざきワインまたは以下の各ワイナリーを想起させる内容であれば可。

雲海葡萄酒醸造所・五ヶ瀬ワイナリー・都農ワイン・都城ワイナリー

審査員

歌人 伊藤 一彦

『海号の歌』で読売文学賞詩歌俳句賞、『新月の蜜』で寺山修司短歌賞、『微笑の空』で迢空賞、『月の夜声』で斎藤茂吉短歌文学賞を受賞。歌集『遠音よし遠見よし』、『若山牧水その親和力を読む』など。若山牧水記念文学館長、宮崎県立看護大学名誉教授。毎日新聞、産経新聞、西日本新聞、宮崎日日新聞の歌壇選者。「NHK全国短歌大会」「心の花」「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」選者。

歌人 俵 万智

早稲田大学卒。1986年、作品「八月の朝」で第32回角川短歌賞受賞。1987年、第一歌集「サラダ記念日」を出版、ベストセラーとなる。翌年、「サラダ記念日」で第32回現代歌人協会賞受賞。2004年 評論「愛する源氏物語」で第14回紫式部文学賞受賞。第四歌集「プーさんの鼻」で2006年 第11回若山牧水賞受賞。歌集の他、小説、エッセイなど著書多数。最新刊は「牧水の恋」。

応募要項

  • 五七五七七の短歌を下段のフォームよりご応募ください。
  • 一回の応募につき一首の作品応募となります。
  • 作品は未発表の作品に限ります。
  • ご応募いただいた作品の著作権は当実行委員会に帰属します。
  • 受賞作品は実行委員会所属のワイナリー及び販売店などによるみやざきワインの各種PRに使用させていただきます。
  • マスコミ等の取材または受賞発表に際し、作品とともにお住いの都道府県・市町村・氏名を公表させていただく場合がございます。

主 催

みやざきワイン推進実行委員会

応募締め切り

2020年9月18日(金)に締め切りました

発 表

2020年10月17日(土)

入選作品

大  賞

宮崎のワインを待つと友の言う 佐藤錦と日本酒の来る

宮崎県 日南市 宮田 隆雄さん

佐藤錦といえば山形の高価なさくらんぼ。
そして山形の日本酒といえば超有名な「十四代」。それらと交換したいという山形の友人はみやざきワインに惚れ込んでいるのだ。
北と南の贈り物の交換が楽しい歌である。(伊藤)

準 大 賞

満月のしづくのごとき白ワイン注ぎて語る二人の未来

宮崎県 宮崎市 松元 雅子さん

上の句の比喩が、神秘的で美しい。白ワインを飲みながら語る二人の未来は、明るくキラキラしていることだろう。
この情景を見守るように上空に輝く満月。月が比喩にも実景にもなっているところが巧みだ。(俵)

都農ワイン賞

はじめてのぶどう収穫汗だくの体に染みるキャンベルアーリー

宮崎県 都農町 守山 みゆきさん

しっかり働いた心地よい疲れに、ワインが染みていく感じが、リアルに伝わってくる。
ボルドーで葡萄の収穫を見学したことがあるが、畑の昼食のテーブルには、たっぷりのワインが載っていたことを思い出した。(俵)

五ヶ瀬ワイナリー賞

いわばしる五ヶ瀬の沢のさわさわの泡のワインにヤマメをそえて

宮崎県 高千穂町 甲斐 智朗さん

「いわばしる」とは水の流れが激しく岩に当たり、白くしぶきを上げる様子を表す。「五ヶ瀬」を巧みに形容し、
そしてその後の「沢のさわさわの泡」の音韻を楽しむリズムが見事である。結句も生きている。

雲海葡萄酒醸造所賞

生まれたる綾で恋して結ばれて 金婚式に綾ワイン・ロゼ

宮崎県 綾町 柿内 芳子さん

幸福感あふれる歌である。自分の生まれたふるさと綾の豊かな自然の中で恋をしてめでたく結ばれ50年。
二人のあまりの仲の良さにワインも頬を染めて赤くなっているみたいだ。(伊藤)

都城ワイナリー賞

この事は手紙に書こうふうわりと月の明かりとシンモエワイン

宮崎県 都城市 井料田 智子さん

メールや電話では済ませられない大切な事なのだろう。手元を優しく照らす月明かりと、
大事な時間によりそうように置かれたシンモエワインが印象的だ。「ふうわりと」が一首のムードをうまく生み出している。(俵)
受賞作品への応援の声をお聞かせください