哲学者・植原亮教授の最新刊『遅考術』刊行記念セミナー　頭のいい人ほど実践している「真の知性を磨く思考術」とは？「 ロジカルシンキングをビジネスで実践したい」「新しいアイデア・仮説の発想力を高めたい」「早とちりや勘違いをなくしたい」そんな方に向けた本セミナーでは、演習問題形式のワークを通じて、思考のエラーを防ぎ、よりよい仮説や結論を引き出す「遅考術」を皆様にご体感いただきます。

いま私たちが生きているのは、社会・経済の状況が目まぐるしく変化する時代。刻一刻と変わる状況に対応するために即断即決が求められる場面が多いですが、ここぞというときには「じっくり考える」ことも必要です。

1つの物事について時間をかけて徹底的に思考する力が欠けていると、十分な検討や吟味なしに早急な結論へと飛びつきがちになり、ビジネスの大事な局面で判断ミスをするリスクが高まってしまいます。

また、自分の頭で深く考えるクセが身についていないと、仕事上の複雑な問題を解決する知力や、新しいアイデア・仮説の発想力が磨かれません。
そのため、次々と入ってくる新しい情報やデータに流されがちないまこそ、腰を据えて粘り強く思考する技術の重要性が高まっているのです。

そこで今回は、考え続ける持久力を身につけ、論理的思考力や創造性を高めるノウハウが満載の『遅考術―じっくりトコトン考え抜くための「10のレッスン」』を上梓した、関西大学総合情報学部の植原亮教授にご登壇いただきます。

遅考術とは？—2つのメリット
1） 思考の間違いを回避する…早とちりや勘違いなど、思考のエラーが発生しやすい状況や場面を知り、それについて注意深くなる
2） よりよい思考を生み出す…思考をうまく先へと進め、適切なアイデアや妥当な仮説を導き出せるようになる

本セミナーでは、演習問題形式のワークを通じて、思考のエラーを防ぎ、よりよい仮説や結論を引き出す「遅考術」を皆様にご体感いただきます。ぜひご参加ください。

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1978年埼玉県に生まれる。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2011年)。現在、関西大学総合情報学部教授。専門は科学哲学だが、理論的な考察だけでなく、それを応用した教育実践や著述活動にも積極的に取り組んでいる。
主な著書に『思考力改善ドリル』（勁草書房、2020年)、『自然主義入門』（勁草書房、2017年)、『実在論と知識の自然化』（勁草書房、2013年)、『生命倫理と医療倫理 第３版』（共著、金芳堂、2014年)、『道徳の神経哲学』（共著、新曜社、2012年)、『脳神経科学リテラシー』（共著、勁草書房、2010年)、『脳神経倫理学の展望』（共著、勁草書房、2008年)など。訳書にT・クレイン『心の哲学』（勁草書房、2010年)、P・S・チャーチランド『脳がつくる倫理』（共訳、化学同人、2013年)などがある。