純金は、株式や債券などとは違い、そのもの自体に世界的な価値が認められています。エジプト文明のファラオが身につけていたということをご存知の方も多いと思いますが、歴史も大変長く、その長い歴史の中で、純金は一度も「無価値」になったことがありません。 普段、私たちが資産としてイメージをしやすい預貯金や株式、などは、実はすべてが「紙の資産」と呼ばれていて、そのもの自体に価値が定まっているわけではなく、すべては“信用”によって価値が決まっています。そのため、世の中が安定し経済が好調であれば「紙の資産」の価値は上がりますが、世の中が不安定で経済が不調になればそれらの本質である「純金」の価値が上がります。つまり、「純金」こそがお金の本質ということができるのです。したがって資産として「純金」を持つということは、「実物資産」と呼ばれることもあり、いざ!というときの蓄えになる他、「紙の資産」が価値をなくしたときにも世界的に認められた価値があるので、衰えることはなく、受け継いでいけるものとして注目されています。