臨床心理学超基礎講座には、これまで本当にたくさんの方にご参加いただきました。
「基礎」と聞くと入門的な内容をイメージされるかもしれませんが、それだけではなく、実際には 現場で日々クライアントと向き合っている専門家が、もう一度足元を見直すための学び として位置づけています。
実際に受講された方からは、
「自分のやり方が整理できた」
「当たり前の行動に新しい意味を見いだせた」
「面接が安定しそうだと感じた」
といった声が届いています。
ここからは、各回(#1〜#4)の講義に参加された皆さんの感想を少しご紹介します。
言葉の一つひとつから、講座の雰囲気や学びの手ごたえを感じていただけるのではないでしょうか。
評価:とても満足した
いわゆる「オウム返し」がなく実践から得られた内容かと思う。他で(例えば某協会で)教えている内容ではないので有益に感じています。
TN(公認心理師/キャリアコンサルタント・産業カウンセラー・自立支援コーディネーター)
ここのところ面談が続くようになってきたものの、自分のやり方の中でどの要素が良い方向に作用しているのかがはっきりと理解できていなかったのですが、研修をうけながらその点がかなり整理された思いがあります。
仕組みが理解できたことで、何となくやっていたことをこれから意識的に選択できるため、面談の安定化が期待できると感じています。
AK(公認心理師)
評価:とても満足した
認知行動療法的視点でカウンセリングで変化をしてほしい、という気持ちが自分に強かったと思いました。
(公認心理師/臨床心理士)
評価:とても満足した
うなずきについて、自分は「うん」と声に出すことが多く、最初は意識的に使用していたのにいつのまにか癖づいてしまったことに気づきました。初めは、学生クライエントが多いこと以外に、コロナ禍のマスク&パーテーションがある状態が面接の初めだったため、クライエントとの必要以上にある距離感を少しでも縮めるために「ため口」の意味で「うん」を多用していました。
講座を受けて、あいづちやうなづきのバリエーションが「うん」に頼りすぎていたことや、振り返ると返す準備に時間がかかってしまうことがよくあると感じたので、今後どのような返しを選択するかを意識して傾聴をしようと思いました。(公認心理師/臨床心理士)
評価:とても満足した
掛井先生の語り口がユーモアにあふれて興味深くて、あっという間に時間が過ぎていました。貴重な御講義をありがとうございました。
(公認心理師/社会福祉士/教育職員免許状/臨床発達心理士)
評価:とても満足した
今まで時間や空間、治療契約などの枠は治療構造としてとらえていましたが、Thである自分の人格やできること・できないことも治療構造の一つであり、ClとThとの関係性を位置づける要因であることを学び、Thの自己理解が大切であると何度も説かれていたのは、自分をきちんと把握していないと適切な面接が成り立ちづらくなってしまうからだと気づきました。もっと「自分」が面接を行っていることを理解しなければならないと感じました。
(臨床心理士/公認心理師)
(臨床心理士)
評価:とても満足した
セラピストは一種の素直さが大事と言うことを教えて下さいました。今ここでの気持ち、在り方を問われると思うのですが、そうなると、セラピスト個人がリラックスしていて、俯瞰できていることも大事かと感じました。そうできる為には単にテクニックや技術ではなく、普段からの人間力というか、人としての思いやりであったり、寄り添える力、余裕?そういうものを身につける努力もとても大事なのだろうと思いました。掛井先生が武道もされているのが、とても腑に落ちました。いつもありがとうございます。
はるこ(公認心理師/産業カウンセラー)
目標が大きすぎてよくわからなくなることがあったので、主訴を小さいニーズに分けるということが勉強になりました。
(臨床心理士/公認心理師)
評価:とても満足した
最近、長くカウンセリングを続けている方の面接を引き継いだのですが、とにかく「仮説を立てながら」を意識して、「情報」→「仮説」→「問い」のサイクルを意識して面接をしていましたら、「今までなんとなくカウンセリングに来ていたけど、今日は何かちょっと進んだ気がした」と言っていただけました。ありがとうございます。
(臨床心理士)
いつもありがとうございます、先生の時折挟まれるユーモアに時に笑いながら、楽しく拝見しています。何度か見返して、そのたびに自分の中にいくつものポイントを落とし込ませていただいています。
いろいろ自分なりに学んで知識が増えていくたびに、Not knowingができなくなり相手に気づかせるための質問が増えていることを自覚していて、「これはカウンセリングではない」と思いながらもどうしていいかわからなかった昨今でしたが、改めて「観察し、理解する」ことをいろんな目線で教えていただき、これに基づく見立てが「地図」としてクライエントの方と協働的にカウンセリングを進めていくという基本に立ち返らせていただきました。
(公認心理師)
評価:とても満足した
最近、長くカウンセリングを続けている方の面接を引き継いだのですが、とにかく「仮説を立てながら」を意識して、「情報」→「仮説」→「問い」のサイクルを意識して面接をしていましたら、「今までなんとなくカウンセリングに来ていたけど、今日は何かちょっと進んだ気がした」と言っていただけました。ありがとうございます。
(臨床心理士)
評価:とても満足した。
いつもありがとうございます、先生の時折挟まれるユーモアに時に笑いながら、楽しく拝見しています。何度か見返して、そのたびに自分の中にいくつものポイントを落とし込ませていただいています。
いろいろ自分なりに学んで知識が増えていくたびに、Not knowingができなくなり相手に気づかせるための質問が増えていることを自覚していて、「これはカウンセリングではない」と思いながらもどうしていいかわからなかった昨今でしたが、改めて「観察し、理解する」ことをいろんな目線で教えていただき、これに基づく見立てが「地図」としてクライエントの方と協働的にカウンセリングを進めていくという基本に立ち返らせていただきました。
(公認心理師)
開催概要 |
日時 2025年10月5日(日)10:00〜16:00 (12:00〜13:00は休憩) 場所 オンライン開催(Zoom) 内容 傾聴・見立て・治療構造・共感を1日で体系化 対象 臨床心理士、公認心理師、スクールカウンセラー、教育・医療・福祉領域の専門家 学べること
※「臨床超基礎講座6回セット」もしくは臨床超基礎講座の単回講座を6回分申し込まれた方も参加することが可能です。 ※本ワークショップに申し込むことで、これまでに開講された臨床超基礎講座5回分の録画視聴および、第6回の参加・録画視聴が可能です。 |
当日参加できない方も、後で繰り返し録画視聴することが可能です。
原則として、講習会開催日より少なくとも一年間以上の公開を予定しております。可能な範囲で、その後も継続して公開していく予定です。
本ウェビナーの録画配信は、Vimeo社のサービスを利用して提供しております。つきましては、Vimeo社の都合により、予告なく配信が停止または中断される可能性がございます。ただし、上記一年以内に同社サービスが利用不能となった場合は他のサービスを用いて配信を継続したいと思います。
何度でも繰り返し聞ける、繰り返すことでより学びが深まっていく、何度でも聞きたくなる、そんな研修になることを目指しております。