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臨床心理学超基礎講座 1日ワークショップ
傾聴・見立て・治療構造・共感を“つなげて理解する”1日集中講座

なぜ「基礎の学び直し」が必要なのか?

4月より開催してきた臨床心理学超基礎講座では、想像を超える数の参加者の熱意をいただきました。

講座では―― 
  • 傾聴が「見立て」につながる
  • 治療構造が「境界」や「関係性の理解」へ展開する
  • 共感のプロセスがフィードバックを可能にする
というように、各テーマをバラバラに学ぶのではなく有機的に結び直すことで、臨床の理解と実践が一気に深まることを体感いただきました。

一方、参加者からは
  •  「平日夜の時間が合わず参加できなかった」
  •  「1日で通して学んでみたい」
といった声を数多く頂きました。

こうした声に応え、1日集中型の特別ワークショップを開催いたします。


 本講座では、1日で傾聴から見立て、共感、治療構造までを「有機的に」結び直し、臨床の現場でそのまま使える“基礎の地図”を手にしていただけます。

1日ワークショップについては、臨床心理士資格ポイント(短期型研修会ワークショップ2ポイント)を申請する予定です。

臨床心理学超基礎講座 各回アンケート(参加者の声)

臨床心理学超基礎講座には、これまで本当にたくさんの方にご参加いただきました。
「基礎」と聞くと入門的な内容をイメージされるかもしれませんが、それだけではなく、実際には 現場で日々クライアントと向き合っている専門家が、もう一度足元を見直すための学び として位置づけています。

実際に受講された方からは、
「自分のやり方が整理できた」
「当たり前の行動に新しい意味を見いだせた」
「面接が安定しそうだと感じた」
といった声が届いています。

ここからは、各回(#1〜#4)の講義に参加された皆さんの感想を少しご紹介します。
言葉の一つひとつから、講座の雰囲気や学びの手ごたえを感じていただけるのではないでしょうか。

#1傾聴

評価:とても満足した
いわゆる「オウム返し」がなく実践から得られた内容かと思う。他で(例えば某協会で)教えている内容ではないので有益に感じています。

TN(公認心理師/キャリアコンサルタント・産業カウンセラー・自立支援コーディネーター)


評価:とても満足した

ここのところ面談が続くようになってきたものの、自分のやり方の中でどの要素が良い方向に作用しているのかがはっきりと理解できていなかったのですが、研修をうけながらその点がかなり整理された思いがあります。

仕組みが理解できたことで、何となくやっていたことをこれから意識的に選択できるため、面談の安定化が期待できると感じています。
AK(公認心理師)


評価:とても満足した
認知行動療法的視点でカウンセリングで変化をしてほしい、という気持ちが自分に強かったと思いました。
(公認心理師/臨床心理士)


評価:とても満足した
うなずきについて、自分は「うん」と声に出すことが多く、最初は意識的に使用していたのにいつのまにか癖づいてしまったことに気づきました。初めは、学生クライエントが多いこと以外に、コロナ禍のマスク&パーテーションがある状態が面接の初めだったため、クライエントとの必要以上にある距離感を少しでも縮めるために「ため口」の意味で「うん」を多用していました。
講座を受けて、あいづちやうなづきのバリエーションが「うん」に頼りすぎていたことや、振り返ると返す準備に時間がかかってしまうことがよくあると感じたので、今後どのような返しを選択するかを意識して傾聴をしようと思いました。(公認心理師/臨床心理士)


評価:とても満足した
掛井先生の語り口がユーモアにあふれて興味深くて、あっという間に時間が過ぎていました。貴重な御講義をありがとうございました。
(公認心理師/社会福祉士/教育職員免許状/臨床発達心理士)

#2治療構造

評価:とても満足した
今まで時間や空間、治療契約などの枠は治療構造としてとらえていましたが、Thである自分の人格やできること・できないことも治療構造の一つであり、ClとThとの関係性を位置づける要因であることを学び、Thの自己理解が大切であると何度も説かれていたのは、自分をきちんと把握していないと適切な面接が成り立ちづらくなってしまうからだと気づきました。もっと「自分」が面接を行っていることを理解しなければならないと感じました。
(臨床心理士/公認心理師)


評価:とても満足した
今回の講義を聴いて、構造を意識する事、その場に合う構造を作る事それ自体が治療的なのだ、ということに気づかされました。そして、どのような構造で面接が進んでいるかということを意識していると、セラピストとクライエントの間のズレに気づきやすくなるし、また、それを話題にして修正していく、ということもできるのだと気づきました。逆にそういった面接の「ガワ」に気づきがないと、一所懸命面接しているのになんか上手くいかない、ということにもなりがちなのだろうと思いました。こういったことは、少し慣れてくると、当たり前になってきて考えられていないことも多い気がします。もっと広い視野を持って面接していきたいと思いました。

(臨床心理士)


評価:とても満足した
セラピストは一種の素直さが大事と言うことを教えて下さいました。今ここでの気持ち、在り方を問われると思うのですが、そうなると、セラピスト個人がリラックスしていて、俯瞰できていることも大事かと感じました。そうできる為には単にテクニックや技術ではなく、普段からの人間力というか、人としての思いやりであったり、寄り添える力、余裕?そういうものを身につける努力もとても大事なのだろうと思いました。掛井先生が武道もされているのが、とても腑に落ちました。いつもありがとうございます。
はるこ(公認心理師/産業カウンセラー)

評価:とても満足した

目標が大きすぎてよくわからなくなることがあったので、主訴を小さいニーズに分けるということが勉強になりました。
(臨床心理士/公認心理師)

#3見立て / #4共感

評価:とても満足した
最近、長くカウンセリングを続けている方の面接を引き継いだのですが、とにかく「仮説を立てながら」を意識して、「情報」→「仮説」→「問い」のサイクルを意識して面接をしていましたら、「今までなんとなくカウンセリングに来ていたけど、今日は何かちょっと進んだ気がした」と言っていただけました。ありがとうございます。
(臨床心理士)

評価:とても満足した

いつもありがとうございます、先生の時折挟まれるユーモアに時に笑いながら、楽しく拝見しています。何度か見返して、そのたびに自分の中にいくつものポイントを落とし込ませていただいています。
いろいろ自分なりに学んで知識が増えていくたびに、Not knowingができなくなり相手に気づかせるための質問が増えていることを自覚していて、「これはカウンセリングではない」と思いながらもどうしていいかわからなかった昨今でしたが、改めて「観察し、理解する」ことをいろんな目線で教えていただき、これに基づく見立てが「地図」としてクライエントの方と協働的にカウンセリングを進めていくという基本に立ち返らせていただきました。
(公認心理師)


評価:とても満足した
最近、長くカウンセリングを続けている方の面接を引き継いだのですが、とにかく「仮説を立てながら」を意識して、「情報」→「仮説」→「問い」のサイクルを意識して面接をしていましたら、「今までなんとなくカウンセリングに来ていたけど、今日は何かちょっと進んだ気がした」と言っていただけました。ありがとうございます。
(臨床心理士)


評価:とても満足した。
いつもありがとうございます、先生の時折挟まれるユーモアに時に笑いながら、楽しく拝見しています。何度か見返して、そのたびに自分の中にいくつものポイントを落とし込ませていただいています。
いろいろ自分なりに学んで知識が増えていくたびに、Not knowingができなくなり相手に気づかせるための質問が増えていることを自覚していて、「これはカウンセリングではない」と思いながらもどうしていいかわからなかった昨今でしたが、改めて「観察し、理解する」ことをいろんな目線で教えていただき、これに基づく見立てが「地図」としてクライエントの方と協働的にカウンセリングを進めていくという基本に立ち返らせていただきました。
(公認心理師)


開催概要
日時
 2025年10月5日(日)10:00〜16:00  (12:00〜13:00は休憩)
 
場所
 オンライン開催(Zoom)
 
内容
 傾聴・見立て・治療構造・共感を1日で体系化

対象
 臨床心理士、公認心理師、スクールカウンセラー、教育・医療・福祉領域の専門家

学べること
  • クライアント理解を深めるための 傾聴の本質 
  • 介入の方向性を定める 見立ての力
  • 関係を支える枠組みとしての 治療構造
  • クライアントと“協働”をつくる 共感と理解の伝え方
 このプロセスを「循環サイクル」として繰り返すことで、クライアント自身が“「自分の問題」と「進むべき方向」を見出す”共同探求が可能になります。


※「臨床超基礎講座6回セット」もしくは臨床超基礎講座の単回講座を6回分申し込まれた方も参加することが可能です。
※本ワークショップに申し込むことで、これまでに開講された臨床超基礎講座5回分の録画視聴および、第6回の参加・録画視聴が可能です。

次のステップ:解決志向超基礎講座へ

 10月からは続編として 「解決志向超基礎講座」 がスタート。
  臨床心理学の基礎だけでなく―― 
  • スクールカウンセリングでの具体的介入方法
  • クライアントと目標を立て、支援の地図を描く方法
を実践的に学ぶことができます。
 
 基礎から介入までを一貫して学びたい方は、ぜひ両講座を続けてご受講ください。

講義内容

日時:毎月第三金曜日 21:00〜23:00
   (1DAYワークショップは10月5日(日)10:00~16:00)
内容:講義+ディスカッション

詳細

■講座名:
 臨床超基礎講座&解決志向超基礎講座

■講師:
 掛井一徳(かけい臨床心理相談室・臨床心理士)

■日時:
 2025年4月18日 (金)~2026年3月21日(金)
 毎月第三金曜日 21:00〜23:00

■視聴料:
 臨床超基礎講座6回セット(+1DAYワークショップ) 20,000円
 解決志向超基礎講座6回セット 20,000円
 単回視聴 3,500円  ※第1~6回の全て申し込むことで「1DAYワークショップ」に参加可能

■主催:
 かけい臨床心理相談室

【注意】
ウェビナー参加・録画視聴を
申し込む方は
下記フォームからどうぞ。

店舗名
かけい臨床心理相談室
販売業者名
かけい臨床心理相談室
販売責任者名
掛井一徳
所在地
愛知県名古屋市天白区植田
電話番号
052-720-7940
メールアドレス
info@yurayura.org
商品引渡し時期
入金後すぐ
不良品の取り扱い
なし
返品について
なし
支払い方法及び支払い時期
申し込みと同時
商品代金以外の必要料金
なし
申し込みの有効期限
有効期限なし
クレジットカードでのお支払いは、支払い方法でPaypalを選択して下さい。
銀行振込の方への視聴用URLのご連絡は、入金確認のため数日お待ちいただくことがございます。

臨床超基礎講座、解決志向超基礎講座のそれぞれに6回セットをご用意しています。
6回セットをお申込みの際は、単回の項目は選択しないようにお願いします。

※4/7追記
個別項目の日程が誤っており、修正を行いました。ご迷惑をお掛けいたしました。
商品名 価格(税込)
【セット】臨床超基礎講座 第1回~第6回セット+1DAYワークショップ
20,000円
【セット】解決志向超基礎講座 第1回~第6回セット
20,000円
【単回】臨床超基礎講座 #1 傾聴(仮) (4月18日)
3,500円
【単回】臨床超基礎講座 #2 治療構造(仮) (5月16日)
3,500円
【単回】臨床超基礎講座 #3 見立て(仮) (6月20日)
3,500円
【単回】臨床超基礎講座 #4 共感(仮) (7月18日)
3,500円
【単回】臨床超基礎講座 #5 理解を伝える(仮) (8月15日)
3,500円
【単回】臨床超基礎講座 #6 まとめと質疑(仮) (9月19日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #1 解決志向と問題志向 (10月17日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #2 リソース探し (11月21日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #3 コンプリメント (12月19日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #4 解決像 (2026年1月16日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #5 介入と評価その1 (2月21日)
3,500円
【単回】解決志向超基礎講座 #6 介入と評価その2 (3月21日)
3,500円
商品合計
お支払い方法
合計 円(税込)
お申し込み後、自動で確認メールが送信されます。
メールが届かない場合は、迷惑メール扱いとなっている可能性があるため、
一度、振り分け設定や、迷惑フォルダ等のご確認をお願いいたします。

上記に該当しない場合は、info@yurayura.org までお問い合わせ下さい。
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資格
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所属
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守秘義務について
本講座の内容など守秘義務に
同意をお願い致します。
講師の先生の質問
講師の先生への質問があればご記入ください。
研修で扱って欲しいこと、こんな時どうしますか?みたいな質問あれば嬉しいです。

当日参加できなくても大丈夫

当日参加できない方も、後で繰り返し録画視聴することが可能です。

原則として、講習会開催日より少なくとも一年間以上の公開を予定しております。可能な範囲で、その後も継続して公開していく予定です。

本ウェビナーの録画配信は、Vimeo社のサービスを利用して提供しております。つきましては、Vimeo社の都合により、予告なく配信が停止または中断される可能性がございます。ただし、上記一年以内に同社サービスが利用不能となった場合は他のサービスを用いて配信を継続したいと思います。

何度でも繰り返し聞ける、繰り返すことでより学びが深まっていく、何度でも聞きたくなる、そんな研修になることを目指しております。

講師プロフィール

掛井 一徳(かけい かずのり) 
かけい臨床心理相談室代表/臨床心理士、公認心理師

経歴
  • 2000年 静岡大学教育学研究科修了
  • 2000年 〜2006年 医療法人南山会峡西病院
  • 2006年 〜2016年 山梨県スクールカウンセラー
  • 2011年 〜2016年 静岡市スクールカウンセラー
  • 2016年 〜2018年 なごや子ども応援委員会 常勤スクールカウンセラー
  • 2018年 〜 2021年 愛知学院大学 心理臨床センター特任講師
  • 2021年 〜 ひだまりこころクリニック 心理部特別顧問
  • 2024年 〜 愛知学院大学非常勤講師
  • 2025年 ~ 天白こころとからだのケアセンター所長
著作
  • 発達128号(ミネルヴァ書房) 一カ月間のボランティア活動で見た子どもたち――被災地での心の支援について
  • 発達133号(ミネルヴァ書房) ボランティア活動で見えてきた支援の本質——被災者支援のその後
  • 子どもの心と学校臨床 第11号(遠見書房) BASIC-Phによるストレスケアとその学校での活用
  • 『令和型不登校をあきらめない』 (神村栄一・稲垣貴彦/編)
  • Kazunori Kakei, Yuri Uesaka, and Emmanuel Manalo. (2010). Providing effective mental health support to japanese university students: the Use of a typological approach at a university mental health support center. The Open Rehabilitation Journal, 3, 47-54.
メディア
  • NHK あさイチ
    不登校特集 コメンテーターとして出演 「もしも我が子が学校に行けなくなったら… 親子のピンチの乗り切り方」
  • NHK さらさらサラダ コメンテーターとして出演   他多数
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