この度、河野匡泰事務所では、チェーホフ戯曲抜粋による3日間集中演技ワークショップを開催いたします。
題材は『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』の4大作品から名シーンを抜粋。最終日には、照明・音響・舞台セットを備えた本格的な環境での発表を行います。
「演技が止まる」「感情が出ない」
そんな壁を感じている俳優ほど、チェーホフは大きな転機になります。
「チェーホフは古典だから、現代劇とは違うのでは?」
そう感じている方も少なくありません。
しかし実際のチェーホフ戯曲は、特別な言い回しや様式を必要とする“古典演技”ではありません。
扱われているのは、人間関係のズレ、言えなかった本音、噛み合わない会話――
まさに現代劇と同じテーマです。
セリフを感情で「表現する」のではなく、相手の言葉を受けて“反応する”。
この感覚は、現代劇・映像演技においてもまったく変わりません。
むしろチェーホフは、現代劇で求められるリアリズム演技の土台を、最も純度の高い形で体験できる戯曲です。
古典だから難しいのではなく、「演技の本質がそのまま書かれている」――それがチェーホフなのです。
言葉の奥にある“沈黙”を感じたとき、演技は生まれ変わります。
新しい芝居の扉を、一緒に開いてみませんか。
本ワークショップの目的は、「相手のセリフを生のまま受け、会話として立ち上げる感覚」を養うことです。セリフを「覚える」のではなく「生きる」ために、リアリズム演技の基礎を徹底して体感していただきます。
演劇初心者の方から経験豊富な俳優志望の方まで、年齢・性別を問わずご参加いただけます。
通常の稽古では味わえない 「生きたセリフのやり取り」 や 「間の深さ」 を、河野匡泰による丁寧な指導と、本格的な舞台環境で体験してみませんか?