全国の福祉系大学等250 校で組織する日本ソーシャルワーク教育学校連盟(ソ教連)では、能登半島地震発生直後の現地視察以降、学生ボランティアによる災害支援活動をサポートしてきました。 具体的には3 月25 日から3 月29 日の間、全国の大学から集まった15 名の学生による第1 期ワークキャンプチームが、被災されたお宅の家財の整理や貴重品の取り出しなどを行いました。第1期に参加した方から「GWも活動したい!」の声を、また被災地域の方々から「学生さんたちにまた来てほしい」という声を受け、続いて第2期、第3期として、本年のGWに活動を実施しました。このたび、第4期として活動を実施することとなりました!
災害を知った日から、「何かできないだろうか」、「ボランティアに参加したいがどうすればよいだろう」という思いを持っている全国の学生のみなさん、能登半島の各被災地はまだまだ大変な状況です。ぜひ学生の皆さんのオモイをカタチに! やってみようかなの気持ちに一歩踏み出す機会として、このワークキャンプに参加をしていただけることを願っています。
なお、ワークキャンプは様々な学校・学部・学年の学生が一堂に集いって実施する、合宿型の被災地支援活動(ボランティア)です。今回は特に輪島市町野町(マチノマチ)という地域にうかがい、住民の皆様と対話しながら、その時々のニーズに対応する予定です。
「ボランティアは初めて」「知らない人と一緒に活動は不安…」という方、これまでの参加者の皆様からは「初めてだったけど活動やりきれた!」「初めて会う仲間と様々な話ができてとても刺激をもらった」「ボランティアそのものもとても良い経験になったし、いろんな人と話せたことも財産になった」といった感想が届いています。
一歩踏み出して、一緒に活動してみませんか?ボランティア/災害ボランティア経験の有無、男女や学校、学年や学部学科一切問わず大募集です!
注)DWAS(ディーワス)はDisaster Welfare Assistance Studentの略、災害時の福祉支援に取り組む学生たちという意味です。
◆活動日程
【第4期】 2024 年 8 月 20日(火)から 8 月 24日(土)まで
1日め(8/20): 09:00 金沢駅集合・出発・車移動~
12:00 現地到着・活動(PM)
2日め~4日目(8/21~8/23): 活動(AM・PM)
5日め(8/24): 活動(AM)・現地出発・車移動~
夕方 金沢駅で解散(17 時頃)
◆ 出発日の前日について
◆活動内容
輪島市町野町の『輪島市ふるさと体験実習館』を活動拠点とし、現地の被害状況調査や地域住民との対話によりニーズを把握し、家屋の片付けなどを行います。地域住民それぞれの生活再建やコミュニティ形成支援、イベントのお手伝いなど、状況に応じてさまざまな活動を予定しています。
◆活動支援スタッフについて
本活動には、全日程においてソ教連災害対応部会(大学教員やソ教連スタッフ等、全日程女性スタッフがおります)が同伴し、参加される皆様の活動のサポートをします。
◆宿泊場所等
能登町斉和コミュニティセンター(真宗大谷派奥能登VC)または輪島市ふるさと体験実習館に分泊します。当日の宿泊者数によって、変更があり得ますが、いずれの場合も送迎いたします。
※ 電気は通っていますが、上下水道は完全復旧していない地域もあります。
※ 食事は移動途中のコンビニ等で購入、入浴は自衛隊風呂やシャワー施設の予定です。
◆募集人数
15名 (先着順)
※個人の場合は応募フォームの入力をお願いします。
※ゼミ単位等の参加は教員が参加人数等をおとりまとめの上、ソ教連にご相談ください。
※参加に関する事前のご相談等はこちらのメールアドレス saigai@jaswe.jp へお寄せください(ソ教連災害担当)
◆募集対象
ソ教連会員校の学生を原則とします。学部・学科は問いません。
◆必要なもの
お申し込み後追って詳細をお知らせします。以下は主要なものです。
宿泊費:2,000 円(期間中の宿泊先への運営協力金として現地で徴収)
交通費:集合場所(金沢駅)までの往復交通費
食 費:コンビニエンスストアやスーパーで購入する飲食費
着替え:宿泊先に洗濯設備はあります(ただし被災者の方優先で使用)
装 備:ボランティア活動の際に必要な動きやすい服装、長靴(ワークブーツ)、
滑り止め付き軍手、タオルなど
怪我等の際に備え、健康保険証と身分証明書(運転免許証など)もご持参ください。
ボランティア保険(出発前に「天災プラン」に加入の上、申込用紙のコピーを持参してください)
ボランティア保険の加入方法は社会福祉法人全国社会福祉協議会の案内ページをご参照ください。 (https://www.saigaivc.com/insurance/ )
◆その他注意事項
・全日程参加できる方を前提とします
・現地では他大学および一般の方々との合同で活動する場合があります
・集合・解散の引率はソ教連災害対応部会が担います
・現地での活動中は現場のスタッフの指示等に従ってください