令和7年度 「”さびを防ぐ”技術講演会」 (ライブ配信あり)


◆令和7年度「さびを防ぐ」技術講演会のご案内

 鋼材は私達の社会生活に欠くことのできない素材として様々な分野に使用されています。鋼材の製造には多くのエネルギ-と労力が費やされますが、そのままでは腐食損傷して“さび”を生じ、“さび”が進行すると鋼材の寿命が失われてしまいます。四方を海に囲まれ、湿潤なわが国の環境は鋼材に“さび”が生じやすく、2015年の腐食対策費は4兆3,000億円(国民総所得(GNI)の約0.78%)と報告されています。
 溶融亜鉛めっきは、鋼材の表面に亜鉛皮膜を形成する方法で、経済的に長期にわたり“さび”を防ぐことができるため、今日では鋼材の防錆・防食に欠くことのできない技術となっています。また、溶融亜鉛めっきに使用する亜鉛地金は鉱石から製錬されるほか、亜鉛めっきされた鉄スクラップを電気炉で溶解した際に発生する亜鉛含有の製鋼電気炉ダストを回収し、亜鉛地金の原料としてリサイクルされています。
 社会資本の基盤である鋼材を『錆びない・腐食しない』新たな素材へと生まれ変わらせ、亜鉛
めっきされた鉄スクラップからリサイクルされる亜鉛の使用も可能とする溶融亜鉛めっきは『リ
ユース、リデュース、リサイクル』の資源循環、鋼材の長寿命化に貢献する優れた防錆・防食技
術です。私たちはこの技術を広く普及していくため、「”さびを防ぐ”技術講演会」を開催します。
 多くの皆さまのご参加をお待ちいたしております。

【主催】 
日本鉱業協会 鉛亜鉛需要開発センター
一般社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会

【後援】
経済産業省

【協賛】
一般社団法人 日本防錆技術協会  
一般社団法人 表面技術協会
公益社団法人 腐食防食学会

1.開催日時
令和7年10月24日(金) 13:00~17:45予定

2.開催形態
ハイブリッド方式 (対面・オンラインの併用)
※オンラインはウェブ会議サービス「Zoom」を利用します。

3.開催会場
TKP東京駅カンファレンスセンター ホール10A
〔住所〕東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル 10階
〔電車でお越しの方〕
■    JR山手線・JR総武線・JR横須賀線 東京駅 八重洲中央口 徒歩1分
■    東京メトロ丸ノ内線 東京駅 自由通路経由 徒歩7分


4.定員
会場:100名 オンライン:400名程度

5.参加費
無料

6.講演プログラム

■13:00~13:05  開会挨拶

□13:05~14:15  溶融亜鉛めっきの基礎
         シーケー金属株式会社 めっき事業本部 課長 西田 雄治
   
■14:15~15:25  溶融亜鉛めっきに関する話題あれこれ
         株式会社デンロコーポレーション めっき事業本部 工学博士 今野 貴史

□15:25~15:35  休憩
         
■15:35~16:15  溶融亜鉛めっき鉄筋の実施工上の課題に対する検討成果について
         一般社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会 めっき鉄筋検討委員会委員 青野 正典

□16:15~17:15  溶融亜鉛めっき割れの発生要因とその対応策について
         一般社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会 めっき割れ分科会委員 北野 祐司

■17:15~17:45  
・受講して得られた所見作成(土木学会CPD申請希望者のうち、オンライン参加者のみ)
・講習会にご参加の皆様のアンケート記入
  ※土木学会CPD申請希望者(オンライン参加のみ)は所見作成を優先してください。

※質疑応答は、音声・チャットで実施する予定です。
※当日の進行状況などにより、時間が前後する場合がございますことをご了承ください。

7.講演概要

(1)溶融亜鉛めっきの基礎
 
 溶融亜鉛めっきは、溶融した亜鉛浴の中に鋼材を浸せきして鋼材表面に亜鉛の皮膜をつくる方法で、鉄鋼製品の防錆方法として大変優れた技術です。本講では、各種の鉄鋼製品の亜鉛めっき法の概略、不めっき、白さびなどめっき表面に見られる諸現象について説明します。

(2)溶融亜鉛めっきに関する話題あれこれ

 溶融亜鉛めっきを使用した新技術や関心事などの話題の中から、
 ①低光沢処理(りん酸塩処理)
 ②溶融亜鉛アルミニウム合金めっき
 ③維持管理・補修方法
 について取り上げ、知っているようでよく知らない溶融亜鉛めっきを紹介します。

(3)溶融亜鉛めっき鉄筋の実施工上の課題に対する検討成果について

 2019年に土木学会より「亜鉛めっき鉄筋を用いるコンクリート構造物の設計・施工指針(案
)」の改訂版が発刊され、亜鉛めっき鉄筋は着実に認知されてきています。本講では、実際に
適用された事例あるいはその後の調査によって得られた実施工上の課題に対する検討成果について説明します。
 
(4)溶融亜鉛めっき割れの発生要因とその対応策について

 近年、大型建築構造物にも多用されている溶融亜鉛めっき工法では、浸漬過程で柱梁接合部のめっき抜き円形孔(母材原質部)を起点としてめっき割れが発生することがあります。本講では、めっき割れの発生要因とその対応策について説明します。

8.お申込み締め切り
令和7年10月17日(金) 17:00まで

9.継続学習制度(CPD・CPDSプログラム)
本講演会は、
■公益社団法人土木学会CPDプログラム
■公益社団法人日本建築士会連合会CPDプログラム
■一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会CPDSプログラム
■一般社団法人建設コンサルタンツ協会CPDプログラム
の対象です。
各プログラムの申請方法は入力欄の「CPD/CPDSプログラム申請について」をご参照ください。
※なお、会場参加・オンライン参加では要件が異なりますのでご注意ください。

お申込に際し、ご不明な点等ございましたら以下にご連絡ください。

一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
電話 :03-5545-1875
メール : aen.mekki.office@gmail.com
担当:茂木、中塚

申込者氏名(漢字)
※氏名を漢字でご入力ください。
申込者氏名(フリガナ)
※氏名をフリガナでご入力ください。
会社名
所属
住所





メールアドレス
※当日の詳細情報など事務局よりご案内のメールをお送りさせて頂きますので、
 ドメイン指定などの設定がされていないメールアドレスをご入力ください。

 (メール設定でご案内メールが届かない可能性がございます。)
電話番号
参加方法
※現地またはオンライン、ご希望の参加方法についてご回答ください。
※変更がある場合は、10/17(金)17:00までに事務局宛てに変更の旨ご連絡頂きますようお願いいたします。
 参加方法が未確定の場合も、現時点でのご予定を回答ください。
本講演会で溶融亜鉛めっき(の特徴など)について知りたいこと、気になることがあればご記入ください。

CPD及びCPDSプログラム 申請について
 CPD/CPDSプログラムの申請方法・受講証明書送付の要件は、それぞれのプログラム、会場参加とオンライン参加で異なりますのでご注意ください。
 CPD/CPDSプログラムの申請を希望する受講者は、本フォームにて申請を希望するプログラムをチェックし、必要事項を入力した上で送信してください。
 講演会では必ずご希望のプログラムの申請要件に対応する必要がありますので、ご承知おきください。
 なお、いかなる場合でも申請の要件が確認できない受講者には、受講証明書の発行や学習履歴の申請代行が出来かねますことをご了承ください。

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■ 土木学会CPDプログラム


(1)会場で参加される方

当日受付において本人確認をさせていただき、講演会終了後、一般社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会事務局(以下「主催者」という。)から受講証明書を郵送いたしますので、
学習履歴の申請は各受講者で行ってください。

(2)オンラインで参加される方
主催者が次の事項を確認し、確認できた受講者に受講証明書を郵送しますので、
学習履歴の申請は各受講者で行ってください。
なお、土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認下さい。他団体が運営するCPD制度に関する内容については回答いたし兼ねます。

①受講申込が主催者にあり、主催者が各講演でZoomにより受講の有無を確認できること。
②講演会終了後、ご案内するURLより申請フォームにアクセスし、必要事項・受講して得られた所見(学び、気づきなど)を100文字以上でまとめ、主催者に提出すること。
■ 日本建築士会連合会CPDプログラム共通認定

(1)会場で参加される方
当日受付において、1)本人確認、2)カナ氏名(※)、3)建築士会CPD番号又はユーザーID(※)を確認させていただきます。受講者の学習履歴の申請は、主催者が代行いたします。
(※) 2)及び 3)ともに本フォームで入力・送信いただきます。

(2)オンラインで参加される方
次の事項を確認できた受講者の学習履歴の申請は、主催者が代行します。

①申請を希望する受講者は、受講を申し込む際に、
 1)カナ氏名、2)建築士会CPD番号又はユーザーIDが登録されていること。
②受講申込が主催者にあり、主催者が各講演でZoomにより受講を確認できること。


■ 全国土木施工管理技士会連合会CPDSプログラム

(1)会場で参加される方
当日受付において、1)本人確認、2)漢字氏名(※)、3)CPDS技術者証登録番号(※)を確認させていただきます。受講者の学習履歴の申請は主催者が代行いたします。
(※) 2)及び 3)ともに本フォームで入力・送信いただきます。

(2)オンラインで参加される方
次の事項を確認できた受講者の学習履歴の申請は、主催者が代行します。

①申請を希望する受講者は、受講を申し込む際、
 1)漢字氏名、2)CPDS技術者証登録番号が登録されていること。
②受講申込が主催者にあり、主催者が各講演でZoomにより受講を確認できること。
③講演会中に3回撮影するスクリーンショットで、CPDS学習履歴の申請を希望する者の受講確認(顔、名前)が行えること。(講演会中、スクリーンショットにてお名前・お顔を控えさせていただきますので、接続IDは氏名(フルネーム)を設定してください。スクリーンショットでお名前・お顔が確認できない受講者は代行申請を行いませんので、ご注意ください。
スクリーンショットを撮影しますので、CPDS学習履歴の申請を希望する者は、”必ず”カメラ機能を有するPC、タブレットなどを用い、常時カメラONで受講してください。

■ 建設コンサルタンツ協会CPDプログラム

(1)会場で参加される方
当日受付において本人確認をさせていただき、講演会終了後、全ての講演を受講された方には、受付で主催者から受講証明書をお渡しいたしますのでお受け取りください。学習履歴の申請は各受講者で行ってください。

(2)オンラインで参加される方
主催者が次の事項を確認し、確認できた受講者に受講証明書を郵送しますので、学習履歴の申請は各受講者で行ってください。

①受講申込が主催者にあり、主催者が各講演でZoomにより受講を確認できること。

申請を希望するCPD及びCPDSプログラムを選択してください。
※複数希望する場合、全てチェックを入れてください。
※それぞれの申請を希望する方は、次項の必要事項も必ず入力ください。
(土木学会CPDプログラム及び建設コンサルタンツ協会CPDプログラムについては、前項までの基本情報のみで問題ございません。)

■日本建築士会連合会CPDプログラム共通認定を受講される方
必ず、以下の項目を入力ください。
(上記でチェックを入れないと項目が表示されません。)
建築士会CPD番号
ユーザーID
※受講するプログラムで「日本建築士会連合会CPDプログラム共通認定」を選択した方のみご記入ください。
※建築士会連合会CPD番号をお持ちの方は、「建築士会CPD番号」の項目に入力いただき、お持ちでない方(建築士会と共通認定制度を行っている団体所属の方)は、「建築士会CPD番号」の項目には、「なし」と記入いただき、「ユーザーID」の項目にユーザーIDをご記入ください。
※半角英数字でご入力ください。

■全国土木施工管理技士会連合会CPDSプログラムを受講される方
必ず、以下の項目を入力ください。
(上記でチェックを入れないと項目が表示されません。)
CPDS技術者証登録番号
※受講するプログラムで「全国土木施工管理技士会連合会CPDSプログラム」を選択した方のみご記入ください。
※半角英数字でご入力ください。