身体と心の深層に響く観月の瞑想 @有栖川公園旧暦9月13日は、十三夜と呼ばれる月見の日です。今年は、10月15日になります。十五夜(旧暦8月15日)の月見は、中国から平安時代に伝わったと言われています。十三夜の月見は、日本独特のもので「後の月見」「栗名月」「豆名月」とも呼ばれ稲作の豊作を祈る明月ともされています。後醍醐天皇が、919年に清涼殿で月見の宴を催されたのが十三夜の始めだとも言われています。十三夜の名月は、満月よりも少しだけ欠けていることも更に風情があるとされています。何かとても、日本的な感性かなあとも思います。今回は、広尾の有栖川公園のすぐ横にある施設で満月の瞑想の基本を学びます。お天気が良ければ、有栖川公園で実際に十三夜の月を観ながらの瞑想を行う予定です。月は太陰とも呼ばれ、太陽とともに、我々の身体、心、行動に強い影響を与えています。月(太陰)と太陽は、古代から陰陽のシンボルでもあります。地球からは、月と太陽がまったく同じ大きさに見えることも大宇宙の中の陰陽のバランスを強く示唆しています。月は、海の潮の干満を起こすだけではなく、我々の体内の液体の潮の流れにも、またホルモン、深層心理などにも強い影響を与えています。この満月の夜に、月を天空に見つめて深く鑑賞するとともに自分のからだの奥深くで体感し、同調していく瞑想を学びませんか?今まで見てきた月とは、また一味も二味も違うものを自分の中で発見する楽しい一夜になるはずです。とても、詩的な美しさと、大きなパワーを持つ瞑想です。この瞑想経験の後には、雨でも曇りでも、いつでも自分の中には月のパワーがあることを自然と感じていくようになることでしょう。一度だけではなく、何度か参加されることによって新しい発見も沢山あります。まったくの初心者はもちろん、リピートの方も歓迎です。気軽に参加ください。太陰と太陽の瞑想には、深いレベルもあります。いろんなレベルの陰と陽の融合の瞑想になっていきます。その件についても、お話ができると思います。