呼吸が大切だということは誰にでもわかっている。では、呼吸とは何か?よく呼吸が浅いとか、下手とかいう人がいるけれど、いったい、どんな呼吸法が一番良いのでしょうか?最も正しい呼吸法を求めて、長年試行錯誤をして大内雅弘が辿り着いた結論は、「呼吸の名人がいたら、それはその時に最も適切な呼吸を自然に行える人。そのためには、ある程度いろんな呼吸ができる必要がある。楽しい時には楽しい呼吸。落ち着きたい時には、落ち着く呼吸。」「だからこれが正しいという呼吸法は一つではない。」「でも、僕たちは、限られた呼吸法しかもっていない。もっといろんな呼吸法を習得したら、生きるスペクタラムが広がる。生きるがもっとカラフルになって豊かになるのではないか。」一見、吐く、吸う、止めるしかないと思える呼吸なのに、インドのプラナヤーマや、中国のタオの呼吸法などを学ぶと、もう限りない数の方法がある。どうして?と思いながら、正しい呼吸法を模索してきた。いろんな呼吸ができること、その中で最も適切な呼吸ができることが大事で、楽しいということに気がつくまで長年かかった。このワークショップでは、TaoZenの呼吸法だけでも、50種類ほどはある呼吸法からできたら20種類くらいに挑戦してみたいという、呼吸三昧の1日です。