月は、地球に住む我々の生活に、心に、身体に、大きな影響を与えています。海の潮の干満を起こすだけではなく、地球の環境に様々な強い影響を与えています。また、我々の体内のホルモン、感情、深層心理などにも強い影響を与えています。文化が進み、デジタルな世界になっても、その影響の強さには変化がありません。月は「太陰」と呼ばれ、古代から「太陽」と対になる「陰」と「陽」のシンボルです。地球から見ると月と太陽は、同じ大きさに見えます。だから皆既日食や皆既月食を見ることができるのです。大宇宙の不思議な陰陽のバランスを示唆しています。地球ほどの大きさの惑星に、月がたったの一つということも、不思議なことのようです。地球からは、月の反面しか見えません。月の裏は、人工衛星の画像ではじめて見ることができたわけです。どの文化でも、月に対しての魅力と脅威に満ちたセレモニーや、詩や歌やダンスなど沢山あります。神秘的で美しいとも言える「満月の瞑想」の基本を学びます。満月を深く鑑賞するだけではなく、月を自分のカラダと心の奥深くに反映させる瞑想です。今まで見てきた月とはまた一味も二味も異なったものを自分の中で発見する楽しい一夜になるはずです。太陽と太陰の融合をもたらす、次のレベルの瞑想の紹介もする予定です。全くの初心者でも、楽しくできるように指導いたします。何度も参加されることによって、新しい発見も沢山ありますので、ぜひリピート参加もお勧めです。今回は、目黒不動尊の書院で、また境内で、満月を鑑賞します。雨天でも行います。満月の瞑想を楽しんだ後には、瀧口住職の話を伺いながら、お茶とお菓子をいただく予定です。